2011年1月10日月曜日

遊芽屋のおやじの独り言

新成人の皆様おめでとうございます。
最近読んだ本の中にこんな話がありました。
ちょっと変わった話です。仲間が冬の支度の為にいそがしくワラや食料を集めている時、
一人ボンヤリと過ごしているフレデリックがいました。
仲間から「何をしているの・?」と聞かれると「光や色や言葉を集めている」と答えるし、
「働かないの?」と聞かれると「こう見えても働いているよ」答えるのですが、・・・・
やがて雪が降って冬になった時、はじめはうちは食料もワラも沢山あって、みんなはつまらない
世間話をぬくぬくと過ごすのですが、食料もワラもなくなって時、ひもじくて、寒くて、いしゃべりを
する元気もなくなってしまいました。
そこでみんなはフレデリックを思い出し、フレデリックの集めたもののことを聞きます。
フレデリックは、みんなに楽しかった春夏秋の事を語りはじめ、みんなは魔法にでもかかったように
幸せな気持ちになっていくのです。
イソップの「アリとキリギリス」の話と違いますがみなさんはどう思いますか。
これから生きて行く上で、豊かな人生とは何か、みなさん考えて見て下さい。

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